2018年7月1日(日)。9:00にJR中央線・西国分寺駅に集合。8:30に駅に着く。気分がふわふわしている。ほんのひと月前に思いついた映画が、いろんな幸運に恵まれ、いつの間にかクランクインを迎えている。今回の映画は脚本がないので、頑張り方がわからない。ただ、明るい気持ちで居さえすれば、根拠もなく、この映画は上手く行きそうな気がしていた。
撮影の高木風太から順番に、現場応援の柴田剛監督、主演の柳英里紗が駅に到着。今回のキャスト・スタッフの中で、剛さんだけが、わたし守屋の前作『まんが島』に参加していない。今回は、最少限のスタッフで撮影するつもりだったが、不測の事態に備え、現場にひとり、メインスタッフ以外の誰かが必要だと思っていて、そのひとは、『まんが島』に無関係の人がいいと、これも根拠なく思っていた。剛さんには、風太くんの思いつきでお声掛けし、参加が実現した。昔、剛さんが監督したPVに守屋は出演したことがあり、高木風太とはそのとき初めて出会ったのだった。
(つづく)
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